この記事の結論
・ドッグフードは1kgあたりで約2倍の差がありました(2026年8月19日時点)。小型犬1頭で年間2万円台の違いになります
・ただし1kgあたりでは決まりません。カロリーが高いフードは1日の給与量が少なく、そのぶん差は縮みます
・比べるべきは「1日あたり」です。袋の給与量表を見れば計算できます
ドッグフードは犬を飼っている限り毎日出ていく費用です。しかも途中で変えにくいため、最初に選んだものが何年も続きます。
この記事では、当サイトが毎日価格を記録している2点で1kgあたりいくら違うのかを出し、その数字をどう読むべきかを書きます。金額はポイント込みの実質価格です(実質価格とは)。
比べ方:どちらもドライフードでそろえる
- 2点とも成犬用のドライフードです。ウェットは水分が多く、同じ土俵に乗りません(キャットフードの記事で検証しました)
- 1kgあたりに直して比べます。袋の大きさが違うため、価格をそのまま並べても意味がありません
- 1日あたりの計算では体重5kgの小型犬・1日約90gを目安にします。実際の量はフードのカロリーと犬の状態で変わります
- この2点を同じ90gで並べてよい理由。カロリーはロイヤルカナンが377kcal/100g、シーザーが355kcal/100g(各社表示)で6%しか違いません。メーカーの給与量表でも、5kgの犬に対してどちらも90g前後です。カロリーが大きく違うフードどうしなら、同じgで並べてはいけません
ロイヤルカナン ミニ インドア アダルト 2kg
室内飼いの小型犬向けに設計されたフードです。動物病院やペット専門店で扱われる価格帯にあります。
シーザードライ 成犬用 700g
スーパーやドラッグストアで広く扱われる価格帯のフードです。袋が小さく、1回の支出が軽いのが特徴です。
1kgあたり・1日あたりに直すと
| 商品 | 内容量 | 実質価格 | 1kgあたり | 1日あたり(90g) |
|---|---|---|---|---|
| シーザードライ 成犬用 | 700g | 525円 | 約750円 | 約67.5円 |
| ロイヤルカナン ミニ インドア アダルト | 2kg | 2,855円 | 約1,428円 | 約128.5円 |
この表の価格と単価は、当サイトが毎日取得している価格から自動で計算しています。以下の文章は2026年8月19日時点の数字をもとに書いています。
1kgあたりで約2倍の差でした。1日90gなら年間で2万円台の違いになります。犬の寿命を考えれば、生涯では数十万円の差です。
1kgあたりだけで決めてはいけない理由
- カロリーが違えば給与量が違います。高カロリーのフードは1日の量が少なく済むため、1kgあたりの差ほどには開きません。袋の給与量表を見て、実際のグラム数で計算してください
- 原材料の構成が違います。主原料が肉なのか穀物なのかで、価格帯は変わります
- 体質に合うかどうかが最優先です。合わないフードは、便の状態や皮膚に出ます。獣医療の費用は、フードの差額よりはるかに大きくなります
キャットフードの記事でも同じ結論に至りました。単価はフードを絞り込む道具であって、決める道具ではありません。
切り替えは慎重に
費用を理由にフードを変えるときは、日数をかけて少しずつ混ぜるのが各社の案内する方法です。ロイヤルカナンは「約7日間かけて段階的に」とし、旧フードの割合を2日ごとに下げていく表を出しています。急に変えると消化器の不調が出ることがあります。
そしていま健康に問題がないなら、変えないという選択も合理的です。年2万円の差は小さくありませんが、合わないフードに変えて体調を崩せば、その差は簡単に吹き飛びます。
買う前に確認する3つ
- 内容量。700g・2kg・4kgで1kgあたりが変わります。大袋ほど下がるのが一般的です
- 給与量表。1kgあたりではなく、1日あたりで比べてください
- 開封後の期限。大袋は1kgあたりが安くても、酸化して食べなくなれば無駄になります
まとめ
- 1kgあたりは普及品約750円、専門店の価格帯約1,428円(毎日更新)
- 約2倍の差。小型犬1頭で年間2万円台(8月19日時点)
- カロリーが違えば給与量が違います。1日あたりで比べ直してください
- 体質に合うことが最優先。切り替えは1〜2週間かけて
結局どれを買うか
いま特に問題がなく、費用を抑えたいなら普及価格帯のドライフード。1kgあたりが低く、小袋なので開封後の酸化も避けやすくなります。
すでに専門店の価格帯を使っていて、体調が安定しているなら変えないのが無難です。その場合は、同じ商品を最安の店で買うことが唯一の節約になります。
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