この記事の結論
・使い捨て手袋はポリエチレンが1枚1.7円、ニトリルが5.9円。約3.5倍の差でした(2026年10月11日時点)
・置き換えられません。ポリはぶかぶかで、油や洗剤には向きません。ニトリルは密着し、薬品にも耐えます
・使い分けると費用は半分以下になります。調理の下ごしらえはポリ、掃除と洗剤作業はニトリル
使い捨て手袋は1枚あたりが小さいので、箱で買って考えずに使う商品です。ところが種類によって単価は4倍違います。
この記事では、当サイトが毎日価格を記録している2点で1枚あたりいくらかを出し、どちらをどこで使うかを整理します。金額はポイント込みの実質価格です(実質価格とは)。
ポリエチレン手袋 Mサイズ 200枚
薄いフィルムを袋状に成形した手袋です。手にぴったりとは沿わず、余裕のある形をしています。
ニトリル手袋 Mサイズ 100枚
合成ゴム製で、手に密着し、指先の感覚が残るタイプです。油や洗剤に強く、破れにくいのが特徴です。
1枚あたりに直すと
| 商品 | 枚数 | 実質価格 | 1枚あたり |
|---|---|---|---|
| ポリエチレン手袋 M | 200枚 | 338円 | 約1.69円 |
| ニトリル手袋 M | 100枚 | 594円 | 約5.9円 |
この表の価格と1枚あたりは、当サイトが毎日取得している価格から自動で計算しています。以下の文章は2026年8月19日時点の数字をもとに書いています。
約3.5倍の差です。1日2枚使うとして、すべてニトリルなら年間およそ4,300円、すべてポリなら1,200円。差は3千円ほどになります(2026年10月11日時点)。
安いほうに一本化できない理由
| ポリエチレン | ニトリル | |
|---|---|---|
| フィット感 | ぶかぶか | 密着する |
| 細かい作業 | 向かない | できる |
| 油・洗剤 | 弱い | 強い |
| 破れにくさ | 破れやすい | 破れにくい |
| 着脱の速さ | 速い | やや手間 |
- ポリは「手を汚さないための袋」です。おにぎりを握る、肉をこねる、髪染めの下準備といった短時間の作業に向きます
- ニトリルは「作業用の手袋」です。掃除、洗剤の扱い、油汚れ。ポリでは破れて中まで濡れます
- 破れた時点で1枚が無駄になります。安いほうを使って2枚破れば、高いほうを1枚使うのと変わりません
これは単価が嘘をつく型の「守る対象が違う」型にあたります。同じ1枚でも、できる作業が違うものを並べてはいけません。
使い分けの目安
- 調理の下ごしらえ・食品を触る作業 → ポリ。数十秒で外すので、フィット感は不要です
- 浴室・トイレ掃除、洗剤を使う作業 → ニトリル。薬剤が手に触れないことが目的です
- ペットの世話、園芸 → ニトリル。力がかかる作業でポリは破れます
両方を置くのが結果的にいちばん安くなります。すべてニトリルにするより費用は下がり、すべてポリにするより破れによる無駄が減ります。
買う前に確認する3つ
- 枚数。100枚・200枚・300枚で1枚あたりが変わります
- 食品衛生法適合の表示。食品を扱うなら、この表示があるものを選んでください
- 粉つきか粉なしか。粉なし(パウダーフリー)のほうが、食品や掃除には扱いやすくなります
こうした細かい消耗品を全部足すと月にいくらになるのかは、日用品13点をまとめて買うといくらかで出しています。
まとめ
- 1枚あたりはポリ約1.69円、ニトリル約5.9円(毎日更新)
- 約3.5倍の差。全部をニトリルにすると年3千円増
- できる作業が違います。安いほうへの一本化はできません
- 両方を置くのが最も安く済みます
結局どれを買うか
キッチンの下ごしらえ用にはポリを1箱。1枚あたりが低く、200枚あれば長くもちます。短時間で使い捨てる用途にはこれで十分です。
掃除と洗剤作業用にニトリルを1箱。単価は上がりますが、破れずに薬剤を防ぐという役割はポリでは果たせません。
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