この記事の結論
・猫砂は素材で1Lあたり2倍ほどの差がつきました(紙約63円 / おから約102円 / 鉱物約136円。2026年10月2日時点)
・いちばん安いのは紙でした。おからは「燃えるごみに出せて流せる」ほうが強みで、値段では中間です
・ただし捨て方が違います。鉱物は多くの自治体で燃えないごみ、紙とおからは燃えるごみで、トイレに流せるものもあります
・減る速さも違うので、1Lあたりだけでは決まりません。最終的には月に何L使うかで比べてください
猫砂は猫を飼っている限り一生買い続ける商品です。しかも素材によって価格が大きく違います。
この記事では、当サイトが毎日価格を記録している3点を使って、素材ごとに1Lあたりいくら違うのかを出します。そしてその数字だけで決めてはいけない理由も書きます。
比べ方:1Lあたりに揃える
- 猫砂は容量(L)で売られているので、そのままLで割ります
- 重さ(kg)では比べません。鉱物は重く紙は軽いので、重さで割ると鉱物が不当に安く見えます
- サイズは各素材の標準的なパックを使います(8L / 7L / 6L)
- 金額はポイント込みの実質価格を使います(実質価格とは)
ガッチリ固まる猫砂 ベントナイト 8L(鉱物)
粘土鉱物のベントナイトを使ったタイプです。固まる力がもっとも強く、砂かきの感触が自然に近いとされます。猫が好みやすい素材でもあります。
この商品を追跡登録するとき、「8L×2袋」「7L×4袋 10L×3袋」といった複数袋の出品が多く混ざりました。袋数が違えば当然1Lあたりも変わります。単袋の出品だけを追うようにしています。
鉱物砂の実務的な難点は重さです。紙やおからより同じ容量でずっと重く、持ち運びとごみ出しの負担が他の素材とはっきり違います。
固まる流せる紙の猫砂 7L
再生パルプを使ったタイプです。軽く、燃えるごみで出せて、製品によってはトイレに流せます。色が変わって汚れた部分がわかる製品もあります。
紙砂の注意点は軽さゆえの飛び散りです。猫が砂をかくと外に出やすく、結果として消費量が増えることがあります。1Lあたりが安くても、減りが速ければ月の費用は変わりません。
サンメイト NEWトップサンド21 おからの猫砂 6L
豆腐の製造で出るおからを原料にしたタイプです。燃えるごみで出せて、トイレに流せる製品が多く、原料が食品なので誤食のリスクも低いとされます。
サンメイト NEWトップサンド21 おからの猫砂 6L
613円 実質
表示価格 619円 / ポイント 6円分
最安ショップ: charm 楽天市場店
(14件・このショップの評価)
楽天市場で見るおから砂は価格の幅がとくに広い素材です。だから「いくらか」を言う前に、その値段が何店で出ているかを見る必要があります。いま追跡している6Lは、10件の出品のうち6件が同じ値段で並んでいました。同じ値段の店が何店も並んでいるなら、それが棚の値段です。1店だけが飛び抜けて安いときは、たいてい終売品の在庫処分です。
この記事は一度そこで間違えました。当初は6Lを200円前後で記録している出品を追跡対象にしていましたが、それは1店だけの値段で、その規格じたいが棚から消えました(同じ商品名は現在2.8kg表示に変わっています)。2026年8月29日に、6店が同じ値段で出している商品へ追跡を切り替えました。それにともない、下の数字と結論も変わっています。
1Lあたりに直すと
| 素材 | 容量 | 実質価格 | 1Lあたり |
|---|---|---|---|
| 紙 | 7L | 443円 | 約63.3円 |
| おから | 6L | 613円 | 約102.2円 |
| 鉱物(ベントナイト) | 8L | 1,089円 | 約136.1円 |
この表の価格と1Lあたりは、当サイトが毎日取得している価格から自動で計算しています。以下の文章の数字は、2026年10月2日に測り直したものです。
いちばん安い紙といちばん高い鉱物で、2倍ほどの差がつきました。月に10L使うとすると、紙が約630円、おからが約1,020円、鉱物が約1,360円。紙と鉱物の年間差は約9千円です。素材を替えて浮く額は、月あたりでは数百円だと思っておくのが正確です。
ただし、捨て方が違います
ここが価格表に出てこない、いちばん大きな違いです。
| 素材 | 一般的な捨て方 | トイレに流せるか |
|---|---|---|
| 鉱物 | 多くの自治体で燃えないごみ | 流せない |
| 紙 | 燃えるごみ | 製品による |
| おから | 燃えるごみ | 製品による |
鉱物砂は燃えないごみの日にしか出せない自治体が多く、収集頻度が低いぶん保管が必要になります。夏場はここが実際の負担になります。
ただし分別区分は自治体ごとに違います。当サイトでは判断できないので、お住まいの自治体の区分を必ず確認してください。「トイレに流せる」と書かれた製品でも、浄化槽や排水管の条件によっては流さないよう案内されている場合があります。
減る速さも違います
もうひとつ、1Lあたりでは見えない要素があります。同じ1Lでも、何日もつかが素材ごとに違います。
- 固まる力が強いほど、取り除く量が少なくて済みます。鉱物はここが強く、結果として減りが遅くなります
- 軽い素材ほど飛び散ります。紙砂は猫が砂をかくと外に出やすく、そのぶん補充が増えます
- 猫の頭数と体格で消費量が変わります。多頭飼いでは差が拡大します
当サイトはこの消費速度を追跡していません。公開データからは出せない数字だからです。だから出せるのは1Lあたりまでで、そこから先は1袋が何日もったかを一度数えるのが確実です。
同じ判断をペットシーツでもしました。吸収量や消費速度は、価格データの外にあります。
そして、猫が使わなければ意味がありません
最後に、価格より優先される条件があります。猫は砂の素材に好みがあり、変えると排泄しなくなることがあります。
これは費用の問題ではなく健康の問題です。いま使っている砂で問題がないなら、年数千円の差を理由に変えることはおすすめしません。そもそも素材を替えて浮くのは年9千円ほどで、月にすれば700円台です(2026年10月2日時点)。変えるなら少量から、既存の砂に混ぜて様子を見てください(これは当サイトの考え方で、メーカーが示している手順ではありません)。
キャットフードでも同じことを書きました。切り替えで食べなくなる・使わなくなるリスクは、単価の差より大きく効きます。
買う前に確認する4つ
- 容量と袋数。「8L×2袋」の出品が混ざります。1Lあたりで割ってください
- 自治体の分別区分。鉱物は燃えないごみになる地域が多くあります
- トイレに流せるか。製品表示と、住まいの排水条件の両方を確認してください
- 猫が使うか。ここが最優先です。切り替えは少量から
まとめ
- 1Lあたりは紙約63.3円 < おから約102.2円 < 鉱物約136.1円(毎日更新)
- 月10Lなら紙と鉱物で年間約9千円の差(2026年10月2日時点)
- 鉱物は多くの自治体で燃えないごみ。保管の手間が加わる
- 減る速さが素材で違う。1袋が何日もつかを一度数えるのが確実
- 猫が使わなければ意味がない。切り替えは少量から
結局どれを買うか
費用だけで選ぶなら紙です。1Lあたりが最も安く、燃えるごみで出せて、トイレに流せる製品もあります。
おからは値段では中間です。選ぶ理由は価格ではなく、原料が食品で誤食のリスクが低いこと、粒が大きく飛び散りにくいことのほうです。猫が受け入れるかを少量で試してから切り替えてください。
軽さと消臭を両立させたいなら紙。燃えるごみで出せて、汚れた部分が色でわかる製品もあります。飛び散りやすい点だけ、トイレの形状で対策してください。
固まる力と猫の好みを優先するなら鉱物。1Lあたりは最も高くなりますが、固まりが強いぶん取り除く量が少なく済みます。重さとごみの区分だけ、先に確認してください。
商品情報の取得には 楽天ウェブサービス を利用しています。

