この記事の結論
・10月は、日用品の棚がいちばん入れ替わる月です。夏物が終わり、冬物が始まります
・当サイトが追跡している季節商品を、1シーズンぶんの費用で並べました。カイロ・加湿器・入浴剤・防虫剤です
・いちばん費用が大きいのはカイロでした。1日2枚を冬の4か月続けると、それだけで年8千円を超えます。単価が安いのに、枚数で効きます
・加湿器は消耗品の設計がメーカーで桁違いです。気化式のフィルターは「約10年」、超音波式のカートリッジは「約3〜6ヶ月」。1か月あたりで25〜65倍ひらきます
・⚠ 季節商品は「時期を待つ」より「その日の最安を探す」ほうが効きます。扱う店が少ないので、店による開きのほうが大きいからです
10月に入ると、ドラッグストアの棚が入れ替わります。虫よけと除湿剤が下がって、カイロと加湿器の消耗品が出てきます。
当サイトはこれらを毎日追跡しているので、「これから何にいくらかかるのか」をまとめて出せます。
冬にいちばん効くのはカイロです
意外に思われるかもしれませんが、当サイトが測った季節商品の中で、冬の費用がいちばん大きいのはカイロでした。
| 商品 | 実質価格 | 1個あたり |
|---|---|---|
| 桐灰カイロ はる ミニ 30個 | 957円 | 約31.9円 |
| 桐灰カイロ はる レギュラー 30個 | 1,504円 | 約50.1円 |
1個あたりは数十円です。ところが1日2枚を冬の4か月続けると、年間で8千円を超えます(→ 使い捨てカイロはミニとレギュラーでどちらが得か)。
そしてミニとレギュラーは、1個あたりで6割ちがうのに、1時間あたりではほぼ同じでした。レギュラーのほうが長く持つからです。サイズ選びは費用の問題ではなく、貼る場所の問題になります。
費用を決めるのは「1日に何枚使うか」です。単価を探すより、1枚を長く効かせるほうが効きます。
加湿器は、消耗品の設計がメーカーで桁違いです
加湿器は本体を持っている人だけの費用ですが、消耗品の差がいちばん大きいカテゴリでした。
- 気化式(加湿空気清浄機に多い)のフィルターは、シャープ・日立・パナソニックの3社が公式に「約10年」を掲げています(1日8時間運転・月1回のお手入れが前提)
- 超音波式(cado STEMなど)のカートリッジは「約3〜6ヶ月」
- 1か月あたりに直すと、気化式は数十円、超音波式は千円前後。20〜40倍ひらきます(→ 加湿器のフィルター交換はいつか)
⚠ ただし「10年」はお手入れをさぼらない前提の目安です。水あかが固まる、においが取れないといったサインが出れば、年数より先に交換が必要になります。
加湿器用の除菌剤については、毎日入れると冬の4か月で約1,900円という結果でした。水替えと洗浄のほうが効くというのが当サイトの結論です。
入浴剤:1回あたりで見ると差は小さい
寒くなると使い始めるのが入浴剤です。
| 商品 | 実質価格 | 1錠あたり |
|---|---|---|
| 花王 バブ 12錠 | 324円 | 約27.0円 |
| 花王 バブ ひのきの香り 20錠 | 682円 | 約34.1円 |
| 花王 バブ メディキュア 6錠 | 495円 | 約82.5円 |
同じブランドの中でも、ラインによって1錠あたりが大きく違います。メディキュアのような上位ラインは、通常のバブより高い設計です。
⚠ 錠数が多いほど1錠あたりが下がる、とは限りませんでした(→ 入浴剤の1回あたりを比べた)。粉末タイプとの比較では、錠剤と粉末で1回あたりはほぼ同じという結果です。ただし粉末は量らないと簡単に割高になります。
衣替え:防虫剤は「守る空間」で決まります
10月は衣替えの月でもあります。
防虫剤は1個あたりで7倍の差がありますが、それは守る空間の差です(→ 衣類の防虫剤は1年でいくらかかるか)。引き出し用とクローゼット用を単価で比べてはいけません。
家全体では、引き出し6段とクローゼット2本で年間およそ720円でした(2026年8月19日時点・9月6日に計算ミスを訂正済み。元記事参照)。金額の大小より、入れ替え忘れのほうが無駄になります。衣替えのタイミングに固定するのが確実です。
終わるもの:夏物をどうするか
- 蚊取り線香・電子タイプは、1時間あたりで電子タイプが線香の約8分の1でした(→ 蚊取り線香と電子タイプを1時間あたりで比べた)。残ったボトルは来年も使えます
- 除湿剤はタンク型と吊り下げ型で1個あたり8倍差。梅雨時は半分以下の期間で満杯になりますが、冬場は長持ちします(→ 除湿剤は1個あたりいくらか)
- 日焼け止めは「来年に持ち越せるか」がよく聞かれますが、メーカーは「推奨しない」とは書いていませんでした。保管環境しだいで、状態を見て判断するという立場です(→ 日焼け止めは1日あたりで比べる)
⚠ 季節商品は「時期」より「店」で決まります
最後に、買い方について当サイトが測った結果を書いておきます。
季節商品は、同じ商品でも店による開きが通年商品よりはるかに大きく、最安と最高で3倍以上ひらいていました(→ 季節商品は同じ商品でも3倍違う)。理由は在庫を持つ店が少ないことです。
だから「時期を待つ」より「その日の最安を探す」ほうが効きます。ただし最安の店は毎日入れ替わり、214点の最安は109店に散らばっていました。1点だけ買うと送料で消えるので、まとめて買う日を決めるのが現実的です。
⚠ この記事が答えられないこと
- 当サイトが追跡している季節商品だけの話です。暖房器具や加湿器の本体は追跡していません
- 使用量の前提は各記事に書いたものです。「1日2枚」「冬の4か月」などは家庭によって変わります
- ⚠ 電気代は含みません。加湿器も電子タイプの蚊取りも電気を使いますが、当サイトは測っていません
- 寒さの感じ方は人によって違います。金額の話であって、何を使うべきかの話ではありません
まとめ
- 冬にいちばん効くのはカイロ。1日2枚・4か月で年8千円を超える
- 加湿器の消耗品は方式で25〜65倍ひらく。気化式は約10年、超音波式は約3〜6ヶ月
- 入浴剤は1回あたりでは差が小さい。錠数が多いほど安いとも限らない
- ⚠ 季節商品は時期より店。最安と最高で3倍以上ひらきます
商品情報の取得には 楽天ウェブサービス を利用しています。

