この記事の結論
・リップクリームは1gあたりでハンドクリームの約9倍、大缶の約14倍でした(2026年8月19日時点)
・ただし1回に使う量が10分の1なので、1回あたりではチューブよりわずかに安くなり、大缶との差は4割ほどまで縮みます。gあたりで比べると誤ります
・効くのは「本数」です。持ち歩き用に何本も買って、どこかに紛れて消えるのが最大の無駄です
乾燥する季節になると、リップとハンドクリームが一気に増えます。1本200円前後なので、値段を比べずに買う商品の代表です。
この記事では、当サイトが毎日価格を記録している3点を1gあたりと1回あたりで比べます。単価が嘘をつく型がそのまま出る商品なので、両方の数字を並べます。金額はポイント込みの実質価格です(実質価格とは)。
比べ方:1回の使用量を決める
- リップは1回約0.05g(唇に2往復)として計算します
- ハンドクリームは1回約0.5g(両手に伸ばす量)として計算します
- 10倍違います。ここを無視してgあたりだけを見ると、判断を誤ります
メンソレータム ウォーターリップ 4.5g
スティックタイプのリップクリームです。内容量4.5gは、この種の製品では標準的な大きさです。
ニベアクリーム チューブ 50g
持ち歩ける大きさのチューブです。手にも顔にも使える汎用のクリームで、価格帯も安定しています。
ニベアクリーム 大缶 169g
同じ中身の大容量です。プチプラスキンケアの比較でも扱っています。
1gあたり・1回あたりに直すと
| 商品 | 実質価格 | 1gあたり | 1回あたり |
|---|---|---|---|
| ニベアクリーム 大缶 169g | 505円 | 約2.99円 | 約1.5円 |
| ニベアクリーム チューブ 50g | 233円 | 約4.66円 | 約2.3円 |
| ウォーターリップ 4.5g | 193円 | 約42.89円 | 約2.1円 |
この表の価格と単価は、当サイトが毎日取得している価格から自動で計算しています。以下の文章は2026年8月19日時点の数字をもとに書いています。
gあたりではリップが大缶の約14倍。ところが1回あたりに直すとチューブとはわずかな差(2.1円対2.3円)になり、大缶とは4割ほどの差(2.1円対1.5円)まで縮みます。使う量が10分の1だからです。14倍という数字は、1回あたりでは大缶を基準に4割ほどの差にまで縮みます。
gあたりが高くなる理由
- 容器が中身より高い。繰り出し式のケースは、チューブや缶より構造が複雑です
- 内容量が小さいほど、包装の割合が上がります。4.5gの製品では、価格の大半が容器と流通の費用です
- 紫外線吸収剤や色素が入る製品は、その分も乗ります
つまりリップが「高い」のは、中身が高価だからではありません。小さい容器に入れて持ち歩けるようにする費用です。その利便性こそが買っているものなので、gあたりで責めても意味がありません。
実際に効く無駄は「本数」
この商品群でいちばん多い無駄は、単価ではなく使い切らないことです。
- かばん・机・車に1本ずつ買うと、3本とも半分残ります。1本あたりの単価は変わらなくても、支出は3倍です
- 開封後の期限を数字で言っているメーカーは、当サイトが当たった範囲にありません。この記事は最初「半年から1年が目安とされます」と書いていましたが、それはメーカーの数字ではありませんでした(2026年8月28日に訂正)。花王もライオンも未開封は「少なくとも製造から3年」と数字で言い切る一方、開封後は「なるべく早めに」で止めています
- それでも「使い切らないと単価は実現しない」ことは変わりません。1年放置したものは、gあたりの安さがそのまま無駄になります
- 大缶を買っても、持ち歩けなければ使いません。gあたりの安さは、使い切って初めて実現します
ここはまとめ買いの検証と同じ結論です。使い切れる量が上限。安いサイズを買うことと、安く済ませることは別です。
買う前に確認する3つ
- 本数。いま何本持っているかを数えてから買ってください。これが最大の節約です
- 置き場所と持ち歩き。大缶は据え置き、チューブは持ち歩き。用途で使い分けると使い切れます
- 薬用かどうか。荒れているときは、単価ではなく成分表示で選ぶ場面です
まとめ
- 1gあたりは大缶約2.99円、チューブ約4.66円、リップ約42.89円(毎日更新)
- 1回あたりでは差が大きく縮みます。チューブとはわずかな差、大缶とは4割ほどの差です。使う量が10分の1だからです
- gあたりの高さは容器と持ち歩きの費用
- 無駄になるのは本数。使い切れない分がそのまま損です
結局どれを買うか
家で手足に塗るなら大缶。1gあたりが最も低く、家族で使えば確実に使い切れます。
持ち歩くならチューブ。大缶より1gあたりは上がりますが、持ち歩けるサイズでなければそもそも使いません。
唇には専用のリップを1本だけ。1回あたりで見れば他と大差なく、複数本を買わないことがそのまま節約になります。
商品情報の取得には 楽天ウェブサービス を利用しています。

