この記事の結論
・液体ミルクは粉ミルクの2倍以上です。金額は下の表に、毎日取得している実売価格から出しています
・明治ほほえみの大缶は、2025年11月25日発売分から780gです(旧規格は800g)。この記事は現行の780gで計算し直してあります
・ただし液体ミルクが割高なのではなく、調乳と消毒の手間を買っていると考えるのが妥当です
・どの製品を使うかは価格で決める話ではありません。赤ちゃんが受け入れるか、指導を受けているかが先です
粉ミルクと液体ミルクは、缶の値段だけを見ると比べようがありません。大缶の粉と240mlの液体では、単位が違うからです。
この記事では、当サイトが毎日価格を記録している2点を使って、できあがりのミルク100mlあたりでいくらになるかを出します。
先に書いておきます。ミルク選びは価格で決める話ではありません。赤ちゃんが飲んでくれるか、医師や助産師の指導があるか、そちらが先です。この記事は「同じものを買い続けるとき、いくらかかるか」を確かめるためのものです。
明治 ほほえみ 粉ミルク 大缶(現行は780g)
もっとも一般的な形です。この商品で注意したいのは、検索結果に「2缶パック」が混ざることです。
実際、当サイトが記録した中でも1缶のとなりに2缶パックが並び、値段がちょうど倍近くになっていました。缶数を確認せずに価格だけを比べると、この差を「値上がり」と誤解します。
明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml×24本
調乳済みの液体ミルクです。開けてそのまま飲ませられるので、お湯・湯冷まし・消毒の工程がまるごと不要になります。
価格の性格も粉とは違います。1本あたりで買う商品なので、ケース単位の価格差がそのまま効きます。当サイトが記録した時点(2026年8月15日)では、上位4店で7,464円から8,242円まで開いていました。778円の差です。
できあがり100mlあたりに直すと2倍以上
粉ミルクの必要量はメーカーごとに違います。ここで比べている明治ほほえみは、専用スプーンすりきり1杯(約2.7g)でできあがり20mlです。つまり100mlに約13.5gで、780g缶なら約5,780ml分になります。液体ミルクはそのままの容量で計算します。
⚠ この記事は当初、粉の必要量を「約13g」、1缶を「約6,150ml分」として計算していました。これは他社の値で、明治ほほえみのスプーンは1杯2.7gです。2026年8月25日に各社の表示を確認して訂正しました。1缶で何ml作れるかは銘柄によって変わります。
同じ日に、もう1つ訂正しました。缶そのものです。この記事は当初「800gの大缶」で計算していましたが、明治のニュースリリースによると、大缶は2025年11月25日発売分から780gです。上の表と下の単価は、現行の780gで計算し直してあります。
| 種類 | 実質価格 | できあがり量 | 100mlあたり |
|---|---|---|---|
| 粉ミルク 780g | 2,884円 | 約5,780ml | 約50円 |
| 液体ミルク 240ml×24本 | 7,089円 | 5,760ml | 約123円 |
2倍以上ひらきます。1回200mlに直すと、粉が約100円、液体が約246円。1日5回すべてを液体にすると、1か月では2万円ほどの差になります(2026年8月25日時点)。
この差を「割高」と呼ぶべきではない
数字だけを見れば液体ミルクは高い。しかし比べているものが違います。
粉ミルクの100mlあたりには、お湯を沸かす・調乳する・冷ます・哺乳瓶を消毒するという工程が含まれていません。液体ミルクのほうは、そこまで込みの価格です。夜中の授乳や外出先、災害時のようにその工程が取れない場面では、代わりになるものがありません。
当サイトは掃除用洗剤やコーヒーの淹れ方でも同じことを書いています。役割が違うものを単価で並べて「こちらが得」と言わない。単価が判断材料になるのは、使うものを決めたあと、同じ商品を安い店で買うときです。
現実的な使い方は併用でしょう。日常は粉、外出と夜間と備蓄は液体、という分け方なら、費用は粉寄りに保ったまま、必要な場面で手間を買えます。
買う前に確認する4つ
- 缶数と本数。1缶と2缶パック、24本と12本が同じ検索結果に並びます
- 賞味期限。液体ミルクは粉より短めです。まとめ買いの量は期限から逆算してください
- 送料。どちらも重量物です。重量物の買い方を参照してください
- 店の価格差。同じケースで778円違いました。銘柄より先に店を見直すほうが確実です
まとめ
- できあがり100mlあたりで粉約50円・液体約123円。2倍以上ひらきます
- 明治ほほえみの大缶は2025年11月25日発売分から780g(旧規格は800g)
- 1日5回すべて液体にすると1か月で約2万円の差
- ただし液体の価格には調乳・消毒の手間が含まれている。割高ではない
- 粉は1缶と2缶パックが混在する。缶数を必ず確認する
- ミルク選びは価格で決める話ではない。赤ちゃんの受け入れと指導が先
結局どれを買うか
すでに使う製品が決まっているなら、あとは缶数を確認して安い店で買うだけです。迷っている場合の目安を書きます。
自宅での日常の授乳が中心なら粉。100mlあたりが最も安く、量の調整もできます。
外出が多い、夜間の負担を減らしたい、備蓄も兼ねたいなら液体。価格は倍以上ですが、ここは価格で決める部分ではありません。
商品情報の取得には 楽天ウェブサービス を利用しています。

