この記事の結論
・替刃は8個パックで買うのがいちばん安く、本体セットで買い足すと1個あたり2倍以上になります(金額は上の表が毎日の答えです)
・使い捨てカミソリは1本約149円。替刃1個が使い捨て2本ぶんほど使えれば、替刃式のほうが安くなります
・本体の値段は判断材料になりません。費用のほとんどは、そのあと買い続ける替刃です
カミソリは本体を買って終わりの商品ではありません。本体は最初の一度きりで、そのあとは替刃を買い続けます。だから本体の価格を比べても、かかる費用はほとんど決まりません。
この記事では、当サイトが毎日価格を記録している3点を使って、替刃をどう買うのがいちばん安いのかを出します。
比べ方:替刃1個あたりに揃える
- 替刃は1個あたり(実質価格 ÷ 個数)
- 本体セットは「替刃2個が付いてくる買い物」として、1個あたりを出します
- 使い捨ては1本あたり
- 金額はポイント込みの実質価格を使います(実質価格とは)
刃が何回もつかは、ひげの濃さや剃り方で変わります。そこは当サイトのデータでは決められないので、「何回もてば逆転するか」という形で出します。自分の使い方に当てはめてください。
シック ハイドロ5 プレミアム 替刃 8個
替刃だけの8個パックです。すでに本体を持っている人が買い足す形で、これがいちばん素直な買い方になります。
シック ハイドロ5 プレミアム 替刃 8個
2,713円 実質
表示価格 2,740円 / ポイント 27円分
最安ショップ: エコパラダイス 楽天市場店
(26件・このショップの評価)
楽天市場で見るこの商品を追跡登録するとき、同じ「ハイドロ5」の名前で4個入り・2個入りが並びました。さらに「パワーセレクト」「カスタム」「極」など、本体の型が違うと替刃も違います。手持ちの本体に合うかを必ず確認してください。
シック ハイドロ5 本体+替刃2個
本体(ホルダー)に替刃が2個付いたセットです。初めて買う人にとってはこれが入口になります。
問題は「替刃が切れたときに、またこのセットを買う」という買い方です。実際、本体セットのほうが1回の支払いが小さいので、そちらを繰り返す人がいます。これが後で見るように、いちばん高くつきます。
貝印 紙カミソリ 3枚刃 10本
使い捨てタイプです。本体という概念がなく、10本入りをそのまま使い切ります。持ち手が紙でできており、旅行や一時的な用途にも向きます。
この商品は店による価格差がとくに大きく出ました。同じ10本入りで、検索上位が1,485円から2,156円まで開いています。差は約1.5倍です。同じことはジップロックやアルミホイルでも起きていました。扱う店が少ない商品ほど、価格が収束せずに開いたまま残ります。
替刃1個あたりに直すと
| 買い方 | 手に入る刃 | 実質価格 | 刃1個あたり |
|---|---|---|---|
| 替刃 8個パック | 8個 | 2,713円 | 約339.1円 |
| 本体+替刃2個 | 2個(+本体) | 1,624円 | 約812円 |
| 紙カミソリ 10本 | 10本(使い捨て) | 1,485円 | 約148.5円 |
この表の価格と1個あたりは、当サイトが毎日取得している価格から自動で計算しています。本体セットの刃1個あたりも、2026年10月2日から自動計算に変えました(それまではセット価格を替刃2個で割った手計算で、2026年8月18日時点の数字でした)。⚠ この欄は「1セット=替刃2個」を前提に、セット価格の半分を出しています。追跡先が本体+替刃4個のような別構成のセットに入れ替わると、この欄だけが黙って誤りになります。
本体セットを買い続けると、替刃1個あたりは2倍以上になります(2026年9月5日時点で約2.5倍)。本体が毎回付いてくるぶん、当然そうなります。1回の支払いは小さくても、刃あたりでは最も高い買い方です。
使い捨てと替刃式、どちらが安いか
ここは刃のもちに依存するので、逆転する条件の形で出します。
替刃1個 約330円 ÷ 使い捨て1本 約149円 = 約2.2(2026年10月2日時点。上の表は毎日更新されるので、割り算も日によって動きます)
つまり替刃1個が、使い捨て2本ぶんほど使えれば元が取れます。替刃式は5枚刃、紙カミソリは3枚刃なので、単純に本数で置き換えられるわけではありませんが、目安としてはこの数字が基準になります。
自分の使い方で計算し直すなら、式はこれだけです。
替刃1個の価格 ÷ 使い捨て1本の価格 = 逆転までの本数
同じ形の計算を乾電池と充電池でもしました。初期費用がある商品は、必ず「何回で回収できるか」に直してから比べてください。
それでも使い捨てを選ぶ理由
- 旅行・出張。持って行って捨てられます。本体を持ち歩く必要がありません
- 使う頻度が低い。月に数回しか剃らないなら、替刃を消費しきる前に劣化します
- 刃の規格に縛られない。替刃式は本体の型に合う刃しか使えません。廃盤になれば本体ごと買い替えです
- 置き場所と衛生。使い捨ては洗って保管する必要がありません
3つ目は見落とされがちです。替刃式は本体の型に縛られます。今回登録した本体セットにも「廃盤」と表記された出品がありました。本体が廃盤になると、替刃の入手性が下がり、価格も上がります。長く使う前提の商品ほど、この点は効いてきます。
「そもそも、なぜ替刃はこんなに高いのか」
この問いを調べると、どこも同じ答え方をしています。「ジレット商法」と呼ばれるビジネスモデル(本体を安く売り、買い続ける替刃で利益を出す)、研究開発費、刃のコーティング技術、広告費、競争の少なさ。
⚠ 当サイトは、このどれも確かめられません。メーカーは値付けの内訳も、開発にいくらかけたかも公表していないからです。ここから先は推測です。そして推測である以上、それを知っても払う額は1円も変わりません。
代わりに、当サイトが毎日の価格から測れたことを並べます。こちらは全部、観測できる事実です。
- 同じ替刃が、買い方によって2倍以上ちがう。8個パックがいちばん安く、本体セットで買い足すとその2倍以上です(この記事の上の表。2026年9月5日時点で約2.5倍)。これはメーカーの値付けではなく、パッケージの選び方の差です
- 本体の値段は判断材料になりません。費用のほとんどは、そのあと買い続ける替刃だからです。「本体が安い」ことと「安く済む」ことは別です
- 使い捨てという逃げ道があります。使い捨ては1本約149円。替刃1個が使い捨て2本ぶんほど使えなければ、替刃式を選ぶ意味はありません(下の節)
つまり「なぜ高いのか」は、買う人にとっては答えの要らない問いでした。理由がジレット商法でも開発費でも、払う額を決めているのは「どのパッケージで買うか」と「何回で替えるか」の2つです。そしてその2つは、今日から変えられます。
「替刃1個が何回もつか」は、シックが公表していました。そる頻度ごとに分けて、「毎日使う場合は2週間に1回」「たまに使う場合は14回程度の使用を目安に交換」としています(2026年9月4日に確認)。毎日そるなら2週間=14回で、どちらの言い方でも14回に落ち着きます。逆に言えば、週2〜3回しかそらない人は同じ1個が1〜1.5か月もちます。回数が同じでも、費用の出方は頻度で変わります。
⚠この記事は当初「メーカーは回数を公表していません」と書いていました。誤りです。2026年9月5日に訂正しました。「メーカーが言っていない」も、確かめずに書いてはいけない主張でした。
ただし14回は目安で、ひげの濃さ・洗い方・乾かし方で変わります。上の「2本ぶんほど」という分岐点は、自分の使い方で割り直してください。1個を何日使ったかを1回数えれば出ます。
買う前に確認する4つ
- 替刃の個数。2個・4個・8個が並びます。価格ではなく1個あたりで見てください
- 本体の型。「プレミアム」「パワーセレクト」「極」で替刃が違います
- 本体セットで買い足していないか。刃あたりでは2倍以上です
- 店による価格差。紙カミソリは同じ10本入りで1.5倍開いていました。複数店を見比べてください
まとめ
- 替刃8個パックなら1個約339.1円、使い捨ては1本約148.5円(毎日更新)
- 本体セットで買い足すと刃あたり2倍以上(2026年10月2日時点で約2.4倍)
- 替刃1個が使い捨て2本ぶんほど使えれば逆転する
- 本体の値段は判断材料にならない。費用は替刃で決まる
- 替刃式は本体の型に縛られる。廃盤になると入手性が下がる
結局どれを買うか
すでに本体を持っていて、毎日剃るなら替刃の8個パック。これがいちばん刃あたりが安く、8個あれば長くもちます。本体セットで買い足すのはやめてください。
これから替刃式を始めるなら、本体セットが入口になります。ただし次からは替刃だけを買ってください。そこで差がつきます。
剃る頻度が低い、旅行用、本体の管理をしたくないなら使い捨て。1本あたりが安く、規格に縛られません。ただし店による価格差が大きいので、必ず見比べてください。
商品情報の取得には 楽天ウェブサービス を利用しています。

