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メーカーの値上げ発表は、探しても見つからないことがある|77社を見張って分かったこと

買い方の検証
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この記事の結論

・当サイトは日用品メーカー77社のお知らせページを見張っています。その運用で分かったのは、「発表を探しても見つからない」ことが普通にあるということでした

・77社のうち26社は、お知らせ一覧が普通に取得しても読めません。一覧がその場で組み立てられる作りになっていて、中身が出てきません

・11社は、当サイトが登録していたURLが途中で消えました。ページの移動や作り替えで、同じ住所には無くなります

・そしていちばん効くのがこれです。内容量が変わったとき、「内容量変更のお知らせ」を単独で出すのは小さいメーカーだけでした。大手は「リニューアル新発売」のリリース本文に、新しい内容量を書くだけです

・⚠ だから「価格改定のお知らせ」だけを見ていると、中身が減ったことには気づけません

「あの商品、値上げされた気がする」と思ったとき、メーカーの発表を自分で確かめようとすると、かなり手間がかかります。

当サイトは値上げの発表と実売を突き合わせる記事を書くために、メーカー77社のお知らせページを定期的に見る仕組みを持っています。この記事は、その運用で分かった「探しにくさ」の中身です。

① お知らせ一覧が、取得しても読めない社がある

77社のうち26社が、この形でした。

ページ自体は開きます。ところが一覧の中身がその場で組み立てられる作りになっていて、単純に取得しただけでは記事が1件も出てきません。ブラウザで人が見れば普通に並んでいます。

⚠ これは当サイトにとって危ない形です。取得は成功して、中身が空。「確認した。告知は無かった」と書いてしまえるからです。当サイトも一度それをやって、あとから「読めなかっただけだった」と訂正しました。

読む人にとっては、ここはあまり問題になりません。ブラウザで開けば見えるからです。問題になるのは次の2つです。

② 会社のドメインと、ブランドのドメインが別

これは探す側にそのまま効きます。会社の公式サイトを開いても、その商品の情報が無いことがあります。

  • パイプユニッシュやカビキラーの情報は、会社のサイトではなくブランドごとの別サイトにあります
  • オキシクリーンも、会社のサイトにニュース一覧が無く、ブランドサイトのほうにありました
  • リステリンも同じ形です

「メーカー名 + お知らせ」で検索して出てこなくても、発表が無いとは限りません。ブランド名で探し直すと見つかることがあります。

③ URLが途中で消える

当サイトが登録していたお知らせページのURLが、11社で使えなくなりました。ページの移動、サイトの作り替え、ドメインごとの変更などです。

⚠ 過去の発表にたどり着けなくなることがあります。「◯月◯日から値上げ」と報じられていても、その元になった発表が消えていれば、幅や対象品目を原文で確かめられません。

当サイトがラップの値上げや柔軟剤の値上げで「発表を確認できなかった」と書いているのは、この理由によるものも含みます。無いことの証明はできないので、「確認できなかった」としか書けません。

④ 内容量の変更は、単独では告知されない

ここが、当サイトの運用でいちばん大きな発見でした。

「内容量変更のお知らせ」という形で単独のリリースを出すのは、小さいメーカーでした。大手は「リニューアル新発売」のリリースを出し、その本文に新しい内容量を書くだけです。

つまり「価格改定のお知らせ」の一覧だけを見ていると、中身が減ったことには永久に気づけません。値札が同じままで量が減っていても、それは「価格改定」ではないからです。

当サイト自身がこれで失敗しています。粉ミルクの大缶を「800g」として9か月追い続けていました。現行品は2025年11月25日発売分から780gです(→ 粉ミルクの内容量は減ったのか)。価格は毎日きちんと取れていました。取れていた価格が、別の商品のものだっただけです。

内容量の変化そのものは日用品の内容量は減っているかで7件を原文で確かめました。値札が10%上がっていても、1gあたりでは16%上がっているという形になります。

自分で確かめたいときの順番

  • ブランド名で探す。会社名で見つからなくても、ブランドの公式サイトに一覧があることがあります
  • 「価格改定」だけでなく「リニューアル」も見る。内容量の変更はそちらに書かれます
  • 業務用・プロ向けのページも見る。使用量や条件が数字で書かれていることが多く、消費者向けページには無い情報があります
  • ⚠ 報道だけで判断しない。「約10%値上げ」と報じられていても、メーカーの発表本文には幅が書かれていないことがあります(→ 乾電池の値上げ)
  • そして発表は「出荷価格」の話です。店頭に出る日ではありません。メーカーのリリース自身が「店頭価格は販売店様により異なります」と書いています。おしりふきでは、大王製紙の改定日(8月1日納品分)を過ぎたあとも、最安値が22日間1円も動きませんでした(おしりふきの値上げはいつからか)

⚠ この記事が答えられないこと

  • ⚠ 「見つけにくい」であって、「隠している」ではありません。当サイトはメーカーの意図を知りません。サイトの作りや運用の結果としてそうなっている、という話です
  • 77社は当サイトが追跡している商品のメーカーです。日用品メーカー全体ではありません
  • 「読めない」は当サイトの取得方法での話です。人がブラウザで見れば読めます
  • ⚠ 数は運用の途中経過です。URLを見つけ直せばカバーできる社もあります

まとめ

  • 77社のうち26社は一覧が普通に取得しても読めず、11社はURLが消えた
  • 会社のドメインとブランドのドメインが別のことがある
  • 内容量の変更は単独で告知されない。「リニューアル新発売」の本文に書かれるだけ
  • ⚠ だから「価格改定のお知らせ」だけを見ていると、中身が減ったことには気づけません

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