この記事の結論
・粉末スープと即席みそ汁を1杯あたりで比べると、カップスープが約6倍でした(2026年8月19日時点)
・理由は原料です。乳製品と野菜の粉末は、みそより明確に高い原料です
・毎日飲むなら差は年間1万5千円を超えます。1杯50円の差は、そこまで大きくなります
粉末スープは湯を注ぐだけで1品増える便利さで選ばれます。1袋の値段を意識して買う人はほとんどいません。
この記事では、当サイトが毎日価格を記録している2点を1杯あたりに直します。毎日1杯の値段の続きにあたる内容です。金額はポイント込みの実質価格です(実質価格とは)。
比べ方:どちらも1袋で1杯
- どちらも1袋=1杯なので、袋数でそのまま割れます
- 湯の量はほぼ同じ(150〜160mL)です
- 具の量や栄養は別問題として扱います。ここでは「汁物を1杯足す費用」だけを見ます
クノール カップスープ ポタージュ 8袋
粉末スープの定番です。じゃがいもと乳製品を粉末にしたもので、8袋入りが標準的な売られ方です。
追跡していて分かったのは、「3袋入り×大量ケース」の出品が非常に多いことです。1箱あたりの表示価格が数千円になっているものは、たいてい業務用のケース売りです。1杯あたりに直さないと、桁を間違えます。
マルコメ 料亭の味 みそ汁 わかめ 12食
比較対象は即席みそ汁です。生みそタイプで、こちらも1袋で1杯になります。
1杯あたりに直すと
| 商品 | 実質価格 | 1杯あたり |
|---|---|---|
| 即席みそ汁 12食 | 107円 | 約8.9円 |
| カップスープ ポタージュ 8袋 | 464円 | 約58.0円 |
この表の価格と1杯あたりは、当サイトが毎日取得している価格から自動で計算しています。以下の文章は2026年8月19日時点の数字をもとに書いています。
約6倍の差でした。毎日1杯なら年間で1万5千円を超える違いになります。
なぜここまで開くのか
- 原料の値段が違います。みそは大豆と塩と麹。カップスープは乳製品・でんぷん・野菜の粉末で、乾燥させる工程のぶん高くつきます
- 1袋の量が違います。みそは液状のペーストを詰めるだけ、スープは水分を飛ばした粉末です。水を抜く工程は、そのまま費用です(洗顔料の記事で見たのと逆向きの話です)
- 個包装の枚数が違います。8袋入りは12袋入りより1袋あたりの包装コストが乗ります
それでもカップスープを選ぶ理由
この2つは置き換え可能な商品ではありません。朝食のパンに合わせるならスープ、ごはんならみそ汁。献立が違います。
費用を下げたいなら、現実的な手はふたつです。袋数の多い製品を選ぶことと、毎日ではなく週に数回にすること。毎日1杯の値段で確かめたとおり、包数が増えるほど1杯あたりは下がります。
買う前に確認する3つ
- 袋数。8袋・16袋・30袋があります。1杯あたりに直してから比べてください
- ケース売りかどうか。「×10箱」の出品が混ざります。表示価格だけを見ると桁を誤ります
- 飲む頻度。毎日なら袋数の多い製品、週数回なら小箱で十分です
同じ朝食でも、主食を1食あたりで比べるとまた違う数字になります。オートミールとグラノーラは1食あたりいくら違うかで扱いました。
飲みもののほうは、容器の形が単価を決めているとはかぎりません。インスタントコーヒーの詰め替えは高いのかでは、同じ店で詰め替えと瓶が同じ値段で並んでいました。中身は詰め替えのほうが多いので、1杯あたりでは詰め替えのほうが安くなります。「詰め替えだから安い」でも「瓶だから高い」でもなく、割ってみないと分かりません。
まとめ
- 1杯あたりはみそ汁約8.9円、カップスープ約58.0円(毎日更新)
- 約6倍の差。毎日なら年1万5千円超(8月19日時点)
- 差の理由は原料と、水分を飛ばす工程
- 献立が違うので置き換えはできません。頻度と袋数で調整するのが現実的です
結局どれを買うか
毎日1杯の汁物を足したいだけなら即席みそ汁。1杯あたりが圧倒的に低く、12食入りで1か月近くもちます。
パン食に合わせるならカップスープ。単価は上がりますが、みそ汁では代わりになりません。頻度を決めて買うほうが、安いほうに我慢して替えるより続きます。
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