この記事の結論
・楽天で見るかぎり詰め替えのほうが安いのですが、詰め替え95gと瓶80gが、まったく同じ値段で並んでいました(2026年8月24日時点)
・値札が同じなら「詰め替えなのに安くない」と感じます。差は値段ではなく中身の15gのほうに出ています
・瓶どうしでも80gと120gで1gあたりが1割ちがいます。効いているのは「詰め替えかどうか」だけではありません
・10日後に答え合わせをしました。瓶120gは11日間1円も動かず、瓶80gも0.4%しか動きませんでした。「値札がほぼ同じ」は2日の偶然ではありませんでした(2026年9月3日に追記)
「詰め替えのほうが高い」という声があります。当サイトが検索語を集めたところ、「詰め替え 高い」に続く言葉のうち4つがインスタントコーヒーでした(ネスカフェ/ゴールドブレンド/コーヒー/インスタントコーヒー)。洗剤や化粧水より先に、コーヒーが出てきます。
当サイトは詰め替えは本体より本当に安いかで、洗剤とハンドソープを測って「詰め替えは5%から25%安い」と書きました。コーヒーで同じことをすると、その説明が通らなくなります。この記事はその報告です。金額はポイント込みの実質価格です(実質価格とは)。
比べたのは同じ銘柄の3点
ネスカフェ ゴールドブレンドの詰め替え(エコ&システムパック)95gと、瓶80g・瓶120gです。中身は同じ銘柄なので、比べてよい組み合わせです。
1gあたりに直すと
| 商品 | 内容量 | 実質価格 | 1gあたり |
|---|---|---|---|
| 詰め替え(エコ&システムパック) | 95g | 1,089円 | 約11.46円 |
| 瓶 | 80g | 1,066円 | 約13.33円 |
| 瓶 | 120g | 1,465円 | 約12.21円 |
この表の価格と1gあたりは、当サイトが毎日取得している価格から自動で計算しています。以下の文章は2026年8月24日時点の数字をもとに書いています。
- 詰め替え95gと瓶80gは、この日まったく同じ値段でした。しかも同じ店です
- 1gあたりでは詰め替えが瓶80gより約14%安い
- ところが瓶120gと比べると、詰め替えは約6%しか安くありません
「詰め替えが高い」と感じる理由は、値札が同じだから
洗剤やハンドソープの詰め替えは、本体よりはっきり安い値札が付きます。だから「詰め替えは安い」という感覚ができます。
コーヒーはそうなっていませんでした。値札は同じで、違うのは中身の15gだけです。15gはゴールドブレンドの規定量(1杯2g)で約7杯分にあたります。得はしているのですが、それは値段ではなく杯数のほうに隠れています。棚で値札だけを見て「詰め替えなのに安くない」と感じるのは、無理のない話です。
前の記事の説明が、ここでは通らない
前の記事では、詰め替えの得は「容器代」ではなく「詰め替えのほうが容量が大きいから」だと書きました。容量の比が大きいほど、差も大きくなるという説明です。
| 商品 | 詰め替えは本体の何倍か | 詰め替えのほうが安い幅 |
|---|---|---|
| 食器用洗剤(キュキュット) | 約1.7倍 | 約14% |
| ハンドソープ(キレイキレイ) | 約3.2倍 | 約26% |
| コーヒー(ゴールドブレンド) | 約1.2倍 | 約14% |
⚠ 訂正します(2026年10月8日)。この表の食器用洗剤の数字は当初「約1.5倍・約5%」でしたが、本体が240mLから220mLへ縮小済みだったため、現行サイズとの比較では正しくは「約1.7倍・約14%」でした(詰め替えは本体より本当に安いかも同じ訂正をしています)。直すと、コーヒーは容量の比が3点でいちばん小さいのに、差の大きさは食器用洗剤とほぼ同じになりました。容量の比だけでは説明がつきません。理由は特定できません。ガラス瓶と袋では容器そのものの値段が違うはずですが、当サイトが持っているのは価格の記録だけで、原価は分かりません。言えるのは「容量の比で予想すると外れる商品がある」ということまでです。
瓶どうしでも1割ちがう
見落とされやすいのはこちらです。同じ瓶でも80gと120gで1gあたりが約1割ちがいます。大きいほうが安いという、大容量の効き方そのままの結果でした。
つまり選択肢は「詰め替えか瓶か」の二択ではありません。詰め替え → 瓶120g → 瓶80gの順に1gあたりが上がっていきます。瓶を使いたい人が80gを選ぶと、詰め替えとの差がいちばん大きく開きます。
この記事の分母
- この記事を書いた2026年8月24日の時点では、瓶80g・瓶120gは追跡を始めたばかりで2日分しかありませんでした。「同じ値段だった」はその2日の話です
- 記録しているのはその日いちばん安い店の値段です。店が入れ替われば、値上げがなくても数字は動きます(通販はなぜ定価より安いのか)
追記(2026年9月3日):分母が増えたので、答え合わせをしました
上で「瓶の分母が2日しかないので今後変わる可能性があります」と書きました。10日たったので、その答え合わせです。直近14日間の記録はこうなっています。
| 商品 | 記録した日数 | この間に動いた幅 |
|---|---|---|
| 詰め替え 95g | 14日 | 約2% |
| 瓶 80g | 11日 | 約0.4% |
| 瓶 120g | 11日 | 1円も動かず |
ほとんど動きませんでした。とくに瓶120gは11日間まったく同じ値段で、瓶80gも1%に届いていません。つまり「詰め替え95gと瓶80gがほぼ同じ値札で並ぶ」という、この記事のいちばん大事な観察は、2日の偶然ではありませんでした。
ひとつだけ動いた向きがあります。8月24日は同額でしたが、いまは詰め替えのほうがわずかに高い日があります(上の表の最新の値段でご確認ください)。詰め替えのほうが15g多いので、1gあたりでは詰め替えが安いという結論は変わりません。ですが「値札を見ただけでは詰め替えの得が分からない」という話は、10日たって、より強くなりました。
買う前に見る3つ
- 値札ではなく1gあたりで見る。コーヒーは値札が同じでも中身が違います
- 瓶を買うなら大きいほう。80gと120gで1gあたりが1割ちがいます
- 使い切れる量か。開封後に湿気を吸うので、飲む速さに合わない大容量は得になりません
まとめ
- 詰め替え95g 約11.46円/瓶80g 約13.33円/瓶120g 約12.21円(毎日更新)
- 詰め替えのほうが安い。ただし値札は瓶80gと同じで、得は中身の15gに出ています(8月24日時点)
- 容量の比で得の大きさを予想すると外れます。コーヒーは比が最小なのに差が大きい
- 瓶どうしでも1割ちがいます。「詰め替えか瓶か」の前に「どのサイズか」です
結局どれを買うか
詰め替え用の容器を持っているなら、詰め替え。1gあたりがいちばん安く、値札が瓶と同じでも中身は多くなります。
瓶で買うなら120gのほうです。80gとの差は1gあたりで約1割あり、詰め替えとの差は約6%まで縮まります。少量ずつ買いたい理由がないかぎり、80gを選ぶ意味は薄いという結果でした。
1杯あたりでほかの淹れ方と比べたい場合は家コーヒーはインスタント・ドリップ・豆のどれが安いか、値上げの話はコーヒーの値上げはいつまで続くかにまとめてあります。
商品情報の取得には 楽天ウェブサービス を利用しています。

