PR

比べても意味がなかったもの|161本測って分かった、値段で選ばなくていい買い物

買い方の検証
本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

この記事の結論

・当サイトは日用品の値段を161本ぶん比べてきましたが、そのうち22本は「差はほとんど無い」という結論でした

・差が無いと分かることにも値打ちがあります。その買い物には、もう時間を使わなくていいからです

・差が消える場面は4つの型に分かれました。メーカーが同じ値段を付けている/単位を変えると消える/量を増やしても効かない/定番品は店で差がつかない

・いちばん多いのは2つ目です。「1個あたり3割差」が「1時間あたりではほぼ同じ」になります。差があるように見えていたのは、分母のほうがずれていただけでした

・⚠ 「差が無い」は「どちらでもいい」という意味です。置ける場所・手間・好みで決めてかまいません

価格を比べる記事は、たいてい「こちらのほうが安い」で終わります。差が出なかったときは、記事にならないからです。

当サイトはこれまで161本の比較を書いてきました。数え直したら、22本が「差はほとんど無い」という結論でした。この記事は、その22本をまとめたものです。

差が無いと分かることには、はっきりした値打ちがあります。その買い物について、もう迷わなくてよくなるからです。

型1:メーカーが同じ値段を付けている

いちばん分かりやすい型です。中身が違っても、メーカーが同じ希望小売価格を付けていれば、棚でも同じ値段で並びます。

  • 香り違い・サイズ違いは値段が変わりませんでした(→ 香り違い・サイズ違いで値段は変わるか)。シャンプーの香り、柔軟剤の香り、ボディソープの種類。好きなものを選んで損はありません
  • ペットボトルのラベルレスも、ラベルの有無では決まりませんでした(→ ラベルレスは本当に安いか)。同じ日に測った2組で、高いほうと安いほうに分かれています
  • インスタントコーヒーの詰め替えと瓶も、ほぼ同じ値段で並んでいました

この型では、値段を調べる時間がまるごと無駄になります。どれを選んでも同じだからです。

型2:単位を変えると差が消える

22本の中でいちばん多かったのがこの型です。「1個あたり」では差があるのに、「1回あたり」や「1時間あたり」にすると消えます。

比べたもの1個あたり使う単位に直すと
使い捨てカイロ ミニとレギュラー3割ちがう1時間あたりではほぼ同じ
入浴剤 錠剤と粉末差がある1回あたりではほぼ同じ
ジェルボールと液体洗剤ジェルボールが高い柔軟剤を足すとほぼ互角
メイク落としシートとオイルシートが割高に見える1回あたりではほぼ同じ
歯磨き粉と歯ブラシ—1日あたりではほぼ同額
当サイトの記事から。金額は各記事の表で毎日更新されます

この型でいちばん大事なのは、「差があるように見えていたほうが間違いだった」ということです。カイロのレギュラーが3割高いのは事実ですが、そのぶん長く持ちます。1時間あたりに直すと差が消えます。

つまりサイズ選びは費用の問題ではなく、貼る場所の問題になります。判断の軸そのものが変わるので、ここを間違えると「安いほう」を選んで不便になります。

どの単位で割るべきかは商品によって違います。その見分け方は「mLあたり」で比べてはいけない商品に、実際の数字は日用品の1回あたり早見表にまとめてあります。

型3:量を増やしても効かない

「大きいほうが安い」は、当サイトが測った範囲では効くときと効かないときがはっきり分かれました。

  • 業務用は、銘柄によってはほとんど変わりません。15倍の量を買って、1mLあたりが1.4%しか動かなかった組がありました
  • 紙製品のケース買いは安くなりませんでした。ティッシュはむしろ割高です
  • おむつの箱買いも、1枚あたりではほとんど差がありませんでした
  • ラップは10m巻きと20m巻きがほぼ同じ値段で並んでいました。こちらは逆に、小さいほうを買うと損という形です

まとめ買いで効くのは「量を増やすこと」ではなく「形を変えること」でした(→ まとめ買いは本当に安いのか)。同じ商品をたくさん買っても単価はあまり動かず、詰め替えにする・濃縮タイプにするといった形の変更のほうが桁で効きます。

型4:定番品は、店で差がつかない

当サイトは同じ商品が店で2倍違うで、店ごとの開きを測りました。そこで分かったのは、開きが大きいのは「扱う店が少ない商品」だということです。

誰でも知っている定番品は、どの店もほぼ同じ値段でした。扱う店が多いので、高く付けた店から売れなくなります。

だから「探す価値」は商品によって4倍ちがいます(→ 日用品はどこで買うのが安いか)。見分け方は簡単で、検索結果を安い順にして、同じくらいの値段が何店並んでいるかを見るだけです。何店も並んでいれば、それが相場です。

「差が無い」をどう使うか

  • 差が無い商品は、値段以外で選ぶ。置ける場所、詰め替えの手間、香りの好み。それが正しい選び方になります。その「詰め替えの手間」の中身は、肌に触れる製品では「毎回ボトルとポンプを洗い、水気を切ってから」です(詰め替え容器は洗うべきか)
  • 迷う時間そのものが費用です。1個数十円の商品で10分迷うなら、その10分のほうが高くつきます
  • 比べる価値がある商品に時間を回す。金額が大きいもの、毎日使うもの、扱う店が少ないもの。ここは差が出ます
  • ⚠ ただし「差が無い」は今日の話です。値段は動くので、当サイトの表は毎日更新しています。とはいえ4割近くの商品は45日間1円も動きませんでした

⚠ この記事が答えられないこと

  • 「差が無い」の基準を、当サイトは1つに決めていません。記事ごとに「1割以内」「数%」など幅があります。ここを揃えて数え直したわけではありません
  • 161本のうち22本という数字も、結論の書き方で拾ったものです。本文の一部で「ここは差が無い」と書いている記事は、もっとあります
  • ⚠ 品質の差は測っていません。値段が同じでも中身が同じとは限りません
  • 楽天市場の中だけの話です

まとめ

  • 161本のうち22本は「差はほとんど無い」という結論だった
  • いちばん多いのは「単位を変えると差が消える」型。差があるように見えていたほうが間違い
  • メーカーが同じ値段を付けている/量を増やしても効かない/定番品は店で差がつかない
  • 差が無い商品は、値段以外で選んでいい。それが分かることにも値打ちがあります

商品情報の取得には 楽天ウェブサービス を利用しています。

タイトルとURLをコピーしました